『葵ーっ! 部活どっか見る?』 一緒に帰る約束をしていた一樹が教室まで迎えに来てくれた。 「とりあえずバスケ部見たい」 『あ、マジ?俺もサッカー部見たいから後でまた会おうか??』 「うん、そうする 『じゃ、また後でな』」 中学の時、葵はバスケ部、一樹はサッカー部に所属していた。 こうして、一樹と別れたあと葵は一人でバスケ部の活動場所に向かった。