「……お…おい……」 大島に呼びかけるがまばたきをせず青い顔をして前を向いたままで 返答はなかった。 「……そして最後の第二部通過者を発表する…!」 ここで呼ばれなかった方が……文字通り『クビ』になる……… 「……14位…!……………4票で………」 大島が目を強く閉じた… 誰かが死ぬのは嫌だが、この時ばかりは大島が生き残ってほしいと願った……