12時過ぎに起床し、
大島と昼食を食べに行く。



ここに来て精神的な疲れがのしかかってきた。
今日の勤務時間が1時間だけなのが幸いして気持ちがまだ軽い。
食事が終わったらベッドに横になった方が良さそうだ。



大島と同じカップラーメンを食す。

「…お前疲れてるなぁ…」
気づいたら大島に顔を覗かれていた。
「……うん……まぁね…気持ちが重いというか…」
「…そっか…。まぁお前も明日でこんなとこなんか出られるかもしれないんだから、元気出せよ…!」
「……大島はよくそんなに軽くいられるな…」
大島の開き直り具合に驚いた。

「…んまぁ…二葉さんのことも辛かったし、自分が今日脱出できるかどうかも不安なのは正直のところある…。…でも考えてたって何も変わんねーじゃん!それに今回俺がここを出る方法には永井にも他の奴らには悪りぃけど…少し自信があるんだよな…。」

「…そうなんだ…。…………なぁ…大島………」
「……また休み明け一緒に登校しような!」
「……おう!お前が明日どの方法で脱出してくるか分からねぇが……上(地上)で待ってるからよ…!」
「…ありがと…!こんなとこ絶対脱出してやるよ!」