そしてオーナーの右手に持つものがキラリと光った…



大きな鎌だ……

まるで鉄パイプの先にギロチンを付けたような鎌だ……


「……あら、永井ちゃーん……こんなところにいたの〜!!」
ついに永井の前にオーナーが立った。
「……はぁ!!……はぁ!!……助けてくれ……助けてくれ……!」

「…何してたのかなぁ〜?」
永井の髪の毛を掴んで顔を一気に近づけてきた。
この時点でも十分痛い…


「…嫌だ…!…死にたくない!!………やめてくれ…!!」

頭にのぼるのは、後悔 だけだった…




オーナーは髪の毛を離すと一気に鎌を振り上げ………


「……わ゛ぁあ゛アァアァアアアァーー…!!!」



ザクッ………………