¥時給1000万円

突然の出来事に怒りを突きだそうとしたが…


……ゴフッ…!


更にフックが入ってきた…

「……お…おいっ…!………わっ…!ゴフッ……!」

男の待ったなしに殴りかかる若い男は 表情に何のためらいもなかった…。


このままでは男が死ぬまで終わらないと読んだ兵士たちがゾロゾロと留めに入る。


鎧の音が騒がしく男たちを包んだ。

「…離せ!……こいつだけは許せねぇ…!!」

……こいつ……だけ…?

「…な……何がいいたい…。」
男はむせながら話した。

「……お前のせいで………お前のせいで…金田は………金田は…!」
兵士に捕まれながらも必死にもがいた。

……先程の第1部で金田が死んだのはあの男のせいだと言っているのか……?……そもそもこの男は一体、金田とどんな関係が…
「……金田…?……あぁ…さっき首をちょん切られた奴か…」
「…ふざけん…」
「君はあの金田という奴とどんな関係なんだ…」
言葉を遮られて口を止める。

「…………し…親友だ……」
「………親友…?……へぇ~…親友に対してそこまで必死になれるのか…?」
男は鼻で笑った。