「どうしたの?」
「…仕事はどうゆう内容なんでしょうか…?あと時給……は…一体いくらなんですか…?」
少し聞きづらかったが思いっきり質問してみた。

「あら時給?ジョブロ情報誌で見なかったの……?………………………………時給1000万円よ!!」
オーナーは声を低くして言った。

それを聞いた瞬間まだ仕事の内容も分からないのに驚きに加えてなぜか喜びが混ざった。
「えっーー!?ホントだったんですかアレ!」
「あらやだ!信じてなかったの!?」
オーナーはむしろそのことに驚いていた。

「ホントに決まってるじゃない!…………………あっ…どーせその分重労働なのかとか考えてたりするんでしょ?」
「…はい…。」



どう考えてもただ接客して時給1000万は考えられなかった…。その分のリスクが伴うはずだ!

「…んもう、失礼しちゃうわねぇ~!さっきも言った通りホントにただ接客するだけよ!」
「…ホントにホントなんですか…?」
何度も確認するしかなかった。
「…しつこいわよ!大丈夫よ。安心しなさい!」
オーナーの口元がニヤケる…

「…すいません…!分かりました!」