僕の一族は、とある戒めから
逃れる事の出来ぬ血が流れている。


掃けぬ事の無い澱んだ汚水の如く、
僕ら一族の総身は汚染され、
闘う事で身を浄化する宿命
により古えの時代から
歩き続けている。

僕は今日もこの道を行かねばならない。

例えどんな傷を負う事になろうとも
死を迎えるまで止む事のない
「運命」なのだ。