――バンっ 目に光が差し込んできた。 「優っ!!!」 愛しい声。 男と女は固まってる。 涼は近づいてきた。 あたしの姿を見、悲しい顔をした。 涼は女を睨みつけるように言った。 「テメェ、ブッ殺す!」 女は吃驚し、動揺を隠せない様子。 いきなりあたしの上からどいて「やっ。違うのっ!! これはこの女に言われたから…」女はあたしを指差す。 涼はあたしに近寄ってきて、パーカーを被せた。 「これ、着とけ…」 涼はあたしを引き寄せて、口に貼られたガムテープときつく縛られたひもを解いてくれた。