「「連れてこー! 試験受かるんとええけどな~」」 「ど、何処に…? 試験って?」 2人は顔を合わせ、意味ありげに笑った。 「「楽しみにしててなー」」 2人共…息が合ってて不気味。 ―――放課後――― 2人に手をとられ、草むらにやってきた。 「ねぇ~、なんでこんなとこ…」 たーけが携帯で電話をかけ始めた。 「ねぇってば! ここ何処?!」 「草むら」 いや。 そんな当たり前の事は聞いてないんだけど。 その時、たーけが、 「優ってケンカできる?」 と聞いてきた。