「着いたよ~」

「ほんとだ~! 超久しぶり~!!」

「マジかよ…。
俺達からしたら第2のふるさとみたいなもんだぞ?」


第2のふるさとって…。

渋い言い方だけど、結構凄いな。


ってかどんだけ通ってんだよ。


「…降りるぞ」

あたし達が降りた瞬間、
女達が、黄色い歓声をあげて近寄ってくる。


ある意味…怖い。


「誰?あのイケメンっ!!!」

「可愛い~っ!!!」

「新メンバー?!」

……まだ入ってませんし。

すると、肌を露出した女達があたしに近寄ってきた。


「ねぇ~遊びに行かなぁ~い?」

う゛っ…。

香水の匂いがっ…。