「…おう。もうちょっと」

涼は、前髪をシュシュで結んでた。

似合ってて、料理してるのも様になってる。


涼の傍に行き、フライパンの中を覗き込んだ。



とってもおいしそう…。

「…天才的」

「だろ?」


微笑む涼。

カッコよすぎんですけど。


涼に続いて微笑んだ。



「出来た!!」

一緒に料理を運んで食べた。

「ん―――っ! おいし~っ!!」

あたしが笑うと涼も笑った。


そして一緒にお皿を洗い、テレビを見た。

今日のお菓子も一緒に食べた。