「おはよ~!!!」

「はよ~っ!!」

「おっはよ~んっ!!」

「昨日はよく寝れた…か…」


あたしは口の前に1本指を立てた。

涼がまだ寝てる。


小さい声で話した。


「まだ寝てるの!!!」

「…一緒に寝たの?」

「あ…まあ」

「何でや~! 
俺昨日、無理にでも止まればよかった~!!!」

「俺も…」


まだ抱きついて寝てる涼に目をやった。


「疲れてたんだね~」


涼の髪を静かに触った。

みんなは静かにこっちに近づいてきた。