「ねぇ歩椎」


「んぁ?」



「班一緒で良くない?」



「あぁ」



「じゃあ決まりね! 歩椎のツレはこの人?」




私は歩椎の机に肘をついている人に目を向ける。



私の斜め前の席…つまり歩椎の前の席の人だ。




「あぁ」


「よろしく」


そう言ってニコッと笑う彼は戸田風馬。


襟足がくるっとなっていて、可愛いキャラ。



そして天然の風馬は、Sの歩椎との相性はばっちり。