キミがスキ

部屋に戻ると咲が俺の部屋の漫画を手にとっていた。


「あっごめん」


「ううん全然いーよ」


「漫画たくさんあるんだねっ!」


「まあ。これとか面白いよ」


「へぇ」



俺がぺらぺらっとページをめくると咲が覗き込んできた。