キミがスキ

─────「どうぞー」



学校帰り、咲が俺の家に来た。



「お邪魔しまーす」



「誰も居ないよ」



「あっ…そうなんだ」



「部屋こっち」


「うん」



「お茶、ウーロン茶だけど良い?」


「OK」



俺は階段を降りて同じコップ2つにウーロン茶を注ぐ。