これ以上、奈央が倒れてほしくねぇんだよ。



湊斗がいない今、奈央のことは、俺たちが支えてやりたいんだよ――…



「…ん、分かった。おやすみ、悠…」


小さな声で呟いた奈央は、ゆっくりと眠っていった――…