もっと、ずっと。




教室に行くと茜が俺のいすに座って寝ていた。
なんで俺の席?って思いながらも茜の顔を見た。
やべぇ、可愛い・・・。



「お~い、早く起きねえと行くぞ~」


ムニャムニャッ



「こりゃ、起きそうにないわっ」

「純也・・・」

「おっ、俺のこと言ってる」



なんでこんなに無邪気に茜は可愛いんだろう・・・。
こんな顔誰にも見せたくないなっ。
そのためにも茜には早く起きてもらわなきゃっ。



「ほら、茜」



肩を揺らすがまったく起きる気配はない。
それどころか爆睡だ。
ったく最終手段だな・・・。



チュッ



「ん?・・・って純・・・也?」

「あっ起きた・・・。やっぱり眠り姫にはキスかな??」

「純也!!」



茜の顔が目を開けた瞬間、
どんどん赤くなった。
その顔にくすっと小さく笑った。