もっと、ずっと。



ゴホゴホッ


「倉本、おまえ大丈夫か?あんまり体を弱めるんじゃない。保健室にでも行きなさい」

「純也、大丈夫?あたしいっしょに行こうか?」


純也はひどいほど咳こんでいた。それを見て先生は心配してくれた。私もすごく心配。


「先生、倉本くん一人じゃ危ないんでついていってもいいと思います」

「明日香・・・」


明日香は小さくピースをした。
二人きりになれというのか・・・?
そんなの、そんなの・・・。



ガラガラッ  バタン


「ゆっくりでいいよ、純也」

「すまねぇ・・・」


もうすぐ試合があるのに純也は大丈夫なのだろうか?
こんな体で試合なんかしたら・・・。
そう思いながら歩いていると保健室へとついた。


ガラガラッ


「失礼しまーす・・・って誰もいない」

「そう・・・みたいなだ・・・」