もっと、ずっと。




「あっ、分かった!!彼氏が来るんだ!!あのときの!!」

「ちょっ、シー」



って大きな声で言うから急いで俊樹の口をふさいだ。すると上から足音が・・・。もっもしかして・・・。



「茜、おまえ彼氏いんの?」

「悠里!!」

「いつのまにできたんだよ!!俺なんも聞いてない!」

「なんでわざわざ言わなくちゃいけないの??」



悠里にばれちゃったことはしょうがない。
どうせ、お母さんの耳にも入ってくるだろう・・・。
お父さんにも告げられたらどうしよ~。



「まぁ、大丈夫だよ」



って俊樹が笑顔で言うからなんだか腹がたった。
悠里はちょっとむすってしている。
なんなんだ、あたしの家族は・・・。




「とにかく!余計なこと言わないでね!!」



って言って自分の部屋にこもった。