もっと、ずっと。





「純也・・・」



私が花火行くこと分かったんだ・・・。
あんな寂しい声したらばれちゃうよね・・・?
一番大きな花火が上がったとき、私はカメラのボタンを押した。



ヒュ~ドンッ!!!!!



よし・・・上手く撮れた。
それから花火を3人で見ることにした。
いろいろな花火が打ち上げられ、
明日香も璃紗ちゃんも幸せそうな顔をしていた。
でも私は・・・




“純也に会いたい”



と思ってしまう。
また隣で笑いかけてくれるようなそんな感じがした。
花火も最後の大きな一撃で幕を閉じた。





「花火きれいだったね、茜!!!」

「茜・・・?」


ひっくひっく



「うん・・・」



こぼれ落ちる涙を拭いた。