「バカ・・・。泣くな、あたし」
純也だって楽しみにしてたのは変わりない。
いきなり、
おばあちゃん亡くす方がもっとつらいに決まってる。
明日香からメールがきた。
【茜、倉本くんから聞いた。
・・・残念だね、純也くんと行けなくて・・・。
でも、あたし今日夜行けるからいっしょに花火見に行かない?
璃紗だって行くって言うし】
【うん・・・ありがとう】
【また、機会はあるよ。そう落ち込まずに!!】
明日香の温かなメールに救われたような気がした。
まだ時間はある・・・。
行けないなんてないんだから。
「うしっ!!着替えるか!!」
私は気合いを入れた。
でもこのとき、私は気づいてはいなかった。
これからの純也との関係が壊れていくのを・・・。
「悠里、着付けして~~~」
「まったく~。しょうがないな~・・・」
「えへっ」
「じっとしてろよ」

