もっと、ずっと。










「ジングルベル~、ジングルベル~、鈴が鳴る~~」



今日は約束していたクリスマスの日。
今日は病室にいっぱいデコレーションして、準備万端!!



「純也、あたし・・・。ケーキ作ってきたんだ。食べてくれる?」


「もちろん。でも・・・」


「でも・・・何?」




純也は顔を暗くして言った。



「俺・・・何にもあげられない・・・」

「純也・・・」



そんなの・・・別にいいのに・・・。
私は純也のほっぺをこれでもかっていうぐらいつねった。



「いったい。いったいって!茜??」


「純也のバカ!そんな悲しい顔されるとこっちも悲しくなるでしょうが!!あたしは、今日こうやって一緒に過ごせるだけでも十分なんだから。純也は、気にしなくていいよ」


「じゃあ・・・」


「ん?」




純也がくすっと笑って言った。