もっと、ずっと。






帰宅________





「久しぶり、道重くん・・・」

《そうだな・・・純也、具合どう?》

「うん・・・。あんまり良くないんだ。最近、嘔吐が激しくて・・・」

《そっか・・・。まぁ、でも茜がいるんだから。アイツも少しは安心してるだろう・・》



私は濡れた髪をタオルで拭きながら、
道重くんに問いかけた。



「道重くん・・・。なんで、病院来なくなったの?」

《・・・》



手が止まった。あれ・・・?あたし聞いちゃいけないこと聞いた??



《だって・・・せっかく二人でいれる機会なのに・・・俺がいたら迷惑だろ?》

「そんなことないよ」

《茜、遠慮なんかいらないよ。きっと、純也も茜がいてくれてうれしいだろうし・・・》

「それは・・・そうかもしれないけど・・・。じゃあ、一度でいいから。顔見せに、病院来てよ。純也、笑ってくれると思う」



やっぱり、友達にも来てほしいと思う。
絶対、絶対・・・。




《ありがとう、じゃあ。正月でも遊びに来ようかな?》

「うん!!絶対ね!!」

《おう》

「じゃあ、おやすみ」

《おやすみ》