「え・・・」
茜は少し曇った顔で言った。
峰岸先生はたぶん、
「そのぐらい体が弱ってる」とでも
言いたかったんだろう・・・。
茜心配させちゃいけないな・・・。
俺は素直に屋上を出た。
その後ろに梓と茜の姿があった。
「純也、あたし何か役に立てることないかな・・・?」
「えっ?」
「ずっと病室にいるのって退屈じゃん。そうだ!あたし、ゲームとかカメラとか持ってくるよっ!!そうすれば少しは・・・」
「黙って聞いてれば言いたいほうだいじゃん」
「えっ?」
梓がようやく口を開いた。
「何かしてあげること?病人でもないあんたが・・・。きれいごとばっか言ってんじゃねぇよ!!」
「梓・・・」
「何にも病院のつらさを知らないくせに・・・」

