もっと、ずっと。






「元彼。今は、純也の彼女の黒崎 茜でーす」




茜はとびっきりの笑顔で言った。
ばか、茜・・・。
これはまずいぞ・・・。
梓はずっと茜を睨んでいる。



「私、梓。梓ちゃんでも梓でもいいよ。純也とは昔からここの病院で一緒だったの。とっても仲が良いよ」


「あの・・・二人とも?」


「梓ちゃん!!よろしくね!」



ますます梓の顔は怖くなっていく。
やばいぞ、こいつ・・・。




バタンッ



「倉本くん!!」

「げっ!?峰岸先生・・・」



走って息を切らしながら来たのは
峰岸先生。
うわぁ・・・。
めっちゃ怒ってる。




「だめでしょ!?無断で病室でちゃっ!!・・・もう、あなたは病室から出ちゃいけないって言われてるでしょー?」