もっと、ずっと。





え・・・。
純也が死ぬ・・・?
知らない女の子はひどく泣いていた。



「そんな泣くなよ、梓。肺ガンが進行してるってことだけだよ」

「でも・・・副作用も効かなくなってるんでしょ?」

「まぁ、な・・・」



副作用・・・?
肺ガン・・・?
何、何よ・・・。
純也が・・・。
嘘・・・。
嘘だよ、絶対。



私は持っていた花を落とした。



「ん?今なんか音した?」

「えっ?気のせいじゃない?」



ハァハァッ



純也が病気なんて・・・。
こんなことになるなら、
来なきゃ良かった・・・。