帰り道_____
「道重くんってけっこう甘えん坊だよね~」
「えー?そう?」
「そうだよー」
私は道重くんと何気ない会話をする。
道重くんはいきなり足を止めて私に言った。
「道重くん?」
「茜は、俺といて・・・幸せ?」
「え?何、突然・・・」
道重くんの突然の言葉に驚いた。
彼の真剣な瞳は
私の心に言っているかのようだった。
「幸せ・・・だよ?」
「本当?」
「うっうん・・・」
「本当は、純也とちゃんと向き合いたいと思ってるんじゃないの・・・?」
「・・・なんで、つき合ってるのにそんなこと言うの?」
私は少し寂しい気持ちになった。
「もう純也はいいよ」と言ってトボトボ歩くと、
道重くんは私の腕を掴んだ。

