「・・・えっ?」
「純也とはもう無理かもしれない。だけど、俺。絶対、茜のこと幸せにできるよ?」
「・・・道重くん・・・」
そう言うとゆっくり道重くんが
抱きしめていた手を離した。
私も慌てて手を離す。
そうかもね・・・。
これは
道重くんが私に「好き」って言ってるんだよね?
私も道重くんが好きだよ?
でもね・・・。
でも・・・。
この胸の中でうごめいているのはなんだろう・・・・?
「茜・・・?」
私は一瞬目を閉じた。
私は決心した。
そして重い口を開いた。
「道重くんは・・・私のこと好き?」
「えっ?」
「違うの・・・?」
「そんなわけないじゃん!好き・・・だよ?」
そう照れながら言う道重くんを見て
私は言った。

