元気に言ったつもりだった。
だけれども
視界がぼやけるほど
目にたくさんの涙を浮かべて
唇が震えていた。
こんな泣き顔
明日香に見られなくて良かった。
私は袖で涙をぬぐった。
《また、ゆっくり話そう。璃紗もいるんだしさ。また3人で遊ぼうよ》
「・・・そうだね」
《茜?》
「何?」
《強く生きんなさいよ?》
「・・・ありがとう」
《じゃあ。またね》
「うん、バイバイ」
プープープーッ___
最後に明日香が言った言葉。
“強く生きんなさいよ?”
絶対、絶対。
忘れないよ_____
私はキティーちゃんのペアネックレスを
はずした。
そして引き出しの
隅のほうにこっそり置いた。

