もっと、ずっと。





【純也side】



「倉本くん、カーテン開けるね?」

「・・・」



サーーーッ



「まぶしい!!!」

「おはよう、倉本くん。あら、何睨んでるの?もう朝なんだから起きなきゃいけないでしょ??」



峰岸さんはにこっと笑うと病室を出た。



たぶん、もう。
高校生活は始まっている。
俺だって・・・。
高校行きたいのに・・・。
いいな、翼は・・・。
俺の行きたい高校に受かっちまうから・・・。



ガラガラッ



「よ!!純也く~ん。目覚めはいいかい??」

「なんだよ、翼。テンション高いぞ、異常に・・・」



俺は頭をおこし、目をこすった。
最近、病室にいるのが嫌になってきた・・・。
何にも変わらないじゃないか・・・。