もっと、ずっと。




帰宅____


「ただいまー。って・・・何やってんの!?」

「うん?どうした、姉ちゃん?」

「おお。遅かったじゃん、茜」


ジュー


「今日、焼肉だったけ??オムライスじゃなかったの??」

「それが・・・」



と、俊樹が頭をぽりぽりかいてキッチンを見た。
キッチンの方に行くと、バラバラの卵や油がべっとりついたフライパンがおいてあった。



「どうしたの、これ!?言ってくれればあたし作ったのに!!」

「違うんだよ茜」

「えっ?」



悠里は俊樹を見た。
俊樹はうつむいて小さな声でつぶやいた。



「だって・・・姉ちゃん最近忙しかったから・・・。これぐらいは自分でやろうと思って・・・」

「俊樹・・・」

「俺も帰ってきてびっくりしたよ。まぁでも、わざとこうしたわけじゃないから許してやってよ、な?」