もっと、ずっと。




「うん・・・。なんかごめん」



そうやって言うと悠里は私の頭をなでた。
ほほえむ姿に私もほほえんだ。



「大切な人を信じることを忘れるなっ」

「・・・そうだね」

「おまえは一人じゃない」

「ありがとう、悠里。あたし大丈夫!夕飯の支度しなきゃねっ!」

「おう」



私は元気よく言い、部屋をでた。
1階につくと俊樹が不機嫌そうな目で



「姉ちゃん、夕飯まだ~?」



って言ってきた。
嘘・・・。
本当は待っててくれて作らなかったくせに・・・。
って思いながら私はキッチンに行き、料理を始めた。



「俊樹、何食べたい?」

「う~ん。ハンバーグ。姉ちゃんのおいしいから」


くすっ


「おいしいってこじつけ??」

「ホントだよ!!」

「はいはい」



私は笑いながら手を動かした。