「知っているも何も、お前の母は元々我らの女王になるはずだったのだ。…フッ、人間などと生きおって馬鹿なものよ…」 ーお母様が、魔界の女王……ー 涙が止まっている。 マリーのその綺麗な顔が困惑の色に染められる。 そんなマリーに青年はニヤリと追い討ちをかけた。 「お前が母の跡を継ぎ女王となるのだ…」