愛と云う鎖


「ヨーゼフ!駄目よ!短剣を仕舞いなさい!!」


「嫌だっ!僕はこの国の次期国王なんだ!姉上一人守れないなんて、王にふさわしく無い!!」


ヨーゼフはそう言うと、青年の方へと走り込み短剣を振りかざした。


「フン、小賢しい真似を」


青年の瞳が瞬時に青から赤へと変わりヨーゼフを見る。


すると、ヨーゼフの体がまるで風船の様にふわりと浮き上がった。


「あ…姉上…」


「しばらく動けなくしてやろう」


「嫌っ!やめて!ヨーゼフ!嫌ぁぁぁーーー!!!!!」


「ウァァァーー!!!」