「お、もうこんな時間か…」 慎司と美里がふと外を見ると日が暮れかけていた。 「ほんとだね、楽しくて時間忘れてたよ……!!」 ヤバい!遅くなったら龍哉達が絶対なんか言うよね…、早く帰らなきゃ;; 「しっ慎司!私そろそろ帰らなき…っ」 ガシッ 美里が言い終わるより前に慎司が美里の腕を強く掴んでいた。 「待ってくれ、…最後に来てほしい所があるんだ!」