タタタタタッ 美里は走って星哉から離れる。 ひどいよ、星哉。言わなかったからってあんな事されるなんて・・・。 「・・・っ」 悔しくって涙が出る。 「・・そうだ、時間。」 そう言って涙をぬぐって携帯を開くと、約束時間の5分前だった。 「!!!!急がなきゃっ」 とりあえず、あの事は考えないようにしよう・・。