あなたの隣は 私の居場所




『え!? そういう2人は、知り合いなの…?』


俺と雅人を交互に見ながら、松澤が聞いた。



『うん。中学ん時からの親友なんだ〜♪』


その質問に、
なぜか俺よりも先に答えた雅人。



『へぇ〜! そうなんだ〜』


「って、おまえ何しに来たんだよ」



ここ、酒屋だろ?


酒を買いに来た訳じゃねぇだろうし。




一応、雅人とは知り合いみたいだけどな。