あなたの隣は 私の居場所




訳が分からない、とでも言いたげな表情をしてるが


「いや、お前こそ」


聞きたいのは、俺の方だ。



『ちょ、ちょっと待て。え?? もしかして、2人とも知り合い!?』


あ、そーか。


雅人が驚くのも無理ねぇよな。



「知り合いっていう程じゃねぇよ。同じクラスなだけ」



『あぁ〜。なるほど、そういうことか!』



面倒くせーから、簡単な説明だけだったけど、


一応、納得したみたいだ。