――…あっ! もしかして、 五十嵐くん…じゃなくて、 慎司は、初めから分かってて、2人きりにさせたのかな? もし、そうだとしたら、 また2人の恋の手助けをしたんだねっ。 そのあとも、 キレイに打ち上がる花火を 4人で肩を並べて見ていた。