side 絵里奈 「うわぁ〜。たくさん人がいるね!」 今日は、待ちに待った夏祭り。 明里と一緒に、浴衣を着て、お祭り会場に来ていた。 やっぱり、盛大な祭りなだけあって、 小さい子供や、カップルとか… たっくさんの人で溢れかえっていた。 『あんた、五十嵐と一緒に来なくて良かったの?』 すれ違うカップルを見ながら、明里が言う。 「…うん。特に、約束とかもしてなかったから」 ほんとは、一緒に行こって誘おうかな?って思ったんだけど なんか、なんとなく言えなくって…