でも、 みんな本音を言えずに困っていると 『先生! 俺が代わりにやりますよ』 と、1人の男の子が席を立ち上がり、言った。 あれ…? あの人って、 たしか、崎本くんだよね? うん、間違いない! 成績優秀で、バスケ部のキャプテンでもあり 女の子からすごく人気のある人。 さすが、 優等生の言うことは、違うなぁーと、思わず感心してしまう。