『と、とにかく処分が決まるまでは、自宅謹慎とする。分かったな?』 「…はいはい」 担任の説明に、適当に返事して ま、どうせ停学だろうな…と思いながら校長室を出ると 『慎司…!』 兄貴が焦った様子で駆け寄って来た。 『話は、聞いた。…退学には、ならないように説得するから、お前は家でじっとしてろよ』 毎回、俺が騒ぎを起こす度に 一応、この学校の先生でもある兄貴が 校長とかを説得して、退学にならないようにしてる。 「…悪いな」 俺は、兄貴から鞄を受け取り そのまま家に帰った。