『いや、全然! 実は、俺…学校に友達いなくてさー。 よかったら友達になってくんない…かな?』 「はぁ??」 いや、いきなり過ぎるだろ。 『…頼む!!』 と、必死に頭を下げながらお願いしてくる。 てか、 こいつ見た目と性格、全然違うな… 『俺、普段はこんな地味だけど…本当は違うんだ。ムリしてやってるっつーか、何て言うか…』 「どういう意味だよ」 確かに見た目は、すげぇ地味。 眼鏡だし、髪、真っ黒だし。