体重をかけてドアを押した。 ギィ…、と鈍い音がする。 気になって、気になって、しょうがなかった。 だけど、いざ入るとなると怖い。 月明りだけに照らされた、ひんやりとした部屋。 1歩足を踏み入れると、 「わっ…」