ヴァンパイアと秘め事を



寂しさも、悲しみも。

喜びも、快楽さえも。


感じることはない。


ただ、毎日血のように赤いワインを飲んで過ごす。



本物の血なんかいらない。

…欲しくない。


“ヴァンパイア”

という僕の存在もわからないんだ…