「わ、私は宮瀬くんが好きです。
その手紙のとおり、一年生のときからずっと好きだったの。
地味で目立たない私でも、手紙でなら想いを伝えられると思ったの。
名前を書かなかったのは、私が好きだったって言うのがバレて、宮瀬くんがもう声かけてくれなくなるんじゃないのかな?って思ったから。」
宮瀬くんに言うと、自然と涙が出てきた。
「ズッ…急に…ゴメンね?ズッ…」
なんで、泣いちゃったんだろぅ…
こんな自分がいやだよ…
「………」
「………」
私も宮瀬くんも口を閉じたままで、喋ろうとはしない。
けど、
「あのさ…」
宮瀬くんが口を開いた。
「天野は本当に、そう思ってる?」
「えっ?」
どういうこと?
.
その手紙のとおり、一年生のときからずっと好きだったの。
地味で目立たない私でも、手紙でなら想いを伝えられると思ったの。
名前を書かなかったのは、私が好きだったって言うのがバレて、宮瀬くんがもう声かけてくれなくなるんじゃないのかな?って思ったから。」
宮瀬くんに言うと、自然と涙が出てきた。
「ズッ…急に…ゴメンね?ズッ…」
なんで、泣いちゃったんだろぅ…
こんな自分がいやだよ…
「………」
「………」
私も宮瀬くんも口を閉じたままで、喋ろうとはしない。
けど、
「あのさ…」
宮瀬くんが口を開いた。
「天野は本当に、そう思ってる?」
「えっ?」
どういうこと?
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