「よしっ」


あたしってば
この制服
結構似合うじゃん!


「じゃ、いってきま~…」


玄関のドアを開けたら、
そこには
超高級車が止まっていた。


「羽野お嬢様ですね?
 専属運転手の矢田部です。
 さあ、大鳳学園に向かいましょう」


…専属運転手??


なんで
このあたしに…?


「あの、どうして…」


「Mmの社長令嬢ですよね?
 お父様に
 雇っていただきました」


そっか。


あたしもう
お嬢様なんだ…。


…ひゃっほ-う!!!


やっぱいいね、
お金持ちって♪