政人も、軽く笑ってて。 「…なにさっ」 なんかムカつく~! なんかわかんないけど嫌! …もうい「莉子」 …え 「何?」 政人は黙って、 私の手を軽く握った! 「!?えっ、ちょっ」 と思ったら、私の手から風船をもぎ取って、 代わりにミニポンプを渡す。 「さっきの失敗をかみしめて、 こっちに専念しろよ」 そう言って、優しく。 甘く、微笑んで。