ベッドの上に転がり、 受験の時を思い出す。 『政人、頑張ってね! あたしも頑張るから』 そう言って、手を握りしめた莉子の笑顔。 あの時、確かに思っていた。 ‘莉子と離れたくない’ … 『では、瀬乃さん。』 『はい』 『最後に。あなたは本当にこの学校に入りたいと思いますか。 またこの学校で悔いのない高校生活をおくれると思いますか』 自信もって答えるつもりだった だったけど。 アイツの顔が浮かんで…