雨の雫



『しぃちゃん....?』

俺より先に美奈が声を
かけた……―。

『ゴメン、先に部屋に
 ………………―行ってる。』

何かに襲われていて...


大丈夫、なのだろうか……―。



今にも倒れそうで
とても とても 弱い修。


そんな修の後ろ姿に
誰も声をかけられなかった。


弱い姿でも
殺気を発していた。
【来るな】....と。。



【ひとりにしてくれ】....と。



──話したい時に話せばいい。
俺はそれをといたださない。

例え親友でも俺は
修が話すのがいやなら
それをといただすのをやめるよ。


──修も俺に同じことを
してくれているから…。。




俺だけが酒を交えて
食を進めていった…。。



美味しい海鮮料理でも
気まずい空気の力で
すっかり俺達は


──食べる気を無くしていた。。




酒の力をかりて。
食べていただけのようだ。。